やっほー!
海外に行くと100%の確率でトラブルに遭遇します、札幌が生んだ美女ことほなみん(@honamin____)と申します。
突然ですが、皆さんはUberというタクシー配車サービスはご存知でしょうか?
Uberとはタクシーやハイヤーなどの配車から支払いまで全てスマホアプリで完結することができる、アメリカ発祥のサービスです。
通常のタクシーとは異なり、乗車前にドライバーの評価・料金・ルートが確認できるため、ぼったくられる確率も低いと言われています。
Uberを知っている方ならば「 Uber なら海外でもぼったくられないから安心!」なんてことを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?私はあります。
ということで、私は先日カタールのドーハでUberデビューをしてみたのですが、あろうことか8.5倍の料金を請求されました。いきなり詐欺に遭いかけてしまったのです…
今回はそんな私の体験談を紹介したいと思います。
詐欺事件を振り返ってみる
1. ホテルでUberを配車する
念願のUberデビューにドキドキ。
Uberのアプリから目的地「ソウク・ストリート」を入力します。
2. 支払方法を選択する
現在地からの所要時間は約10分で、料金は10リヤル(約300円)でした。
カタールの気温が43℃。徒歩での移動は厳しそうだったので、良心的な値段に安心したことをおぼえています。
また、このときにクレジットカード決済と現金支払いを選ぶことができたので私は「現金払い」を選択しました。
3. ドライバーが迎えにくる
爽やかな笑顔で微笑む彼はドライバーさん。
評価は約2000件中、星は4.5よ高評価。第一印象は陽気で楽しいフレンドリーなおじさんというイメージでした。
本来であれば乗車時に目的地までの料金を確認するべきだったのですが、このとき料金を確認することはありませんでした。
このときにきちんと確認していれば、怖い思いをすることはなかったはず。これが全ての過ちでした…
4. めちゃくちゃ案内してくれる
ドライバーさんは観光スポットを通るたびに停車しては、細やかに説明してくれたり、いろいろな場所で写真を撮らせてくれました。
このとき私は「親切な人もいるものだなぁ!」なんて呑気なことを思っていまして、彼を疑う気持ちなど1ミリもありませんでした。
本来であれば10分で到着するはずなのに、気がつけば日が暮れ始めていました。(なんで疑わなかったんだろう…)
下心が垣間見える
日が沈むにつれてドライバーの下心が垣間見えるようになり、何だか変な空気になります。
具体的には「あそこに見える建物が僕のマンションなんだ」「美味しいカタール料理屋さんを知ってるから、これから一緒に食事に行かないか」などと誘われました。
気まずい空気が流れる
「No」と断り続けると、つい数分前まで陽気だったドライバーは無言になり、明らかに運転が乱暴になり、車内には険悪な空気が流れました。
身の危険を感じたものの、Wi-Fiなしでネットも使えず、助けを求められる人もいなければ、自分がどこにいるかもわからない。完全にお手上げ状態でした。ただただ彼の良心を信じるしかありませんでした。
めちゃくちゃ怖かったです。
乗車から1時間40分、ようやく到着する
結局、無事に目的地に着くことができました。
本当にドキドキでした。怖くて仕方がなかったので、このときは心の底からホッとしたのをおぼえています。
時計を見ると、乗車から1時間40分ほど経過していました。10分で到着するはずだったのに…
金銭トラブル発生
安心したのもつかの間、今度は金銭トラブルが発生します。
最初に提示されていた金額の10リヤルを支払ったところ、 ドライバーさんは鼻で笑いながら「85リヤル」と表示されているスマホ画面を突きつけてきたのです。
なんと…8.5倍の金額を請求されたのです。Uberの仕組みをイマイチ理解していなかった私は困惑。
〜しばらく言い争う〜
こんなやりとりがあり、このあとは速やかに下車しました。
この後はさすがに観光する気分にはなかったので、別のタクシーですぐにホテルに直帰しました…本当に怖かった…
ドライバーさんのおかげでカタールの写真は充実したけど、最後のやりとりで精神的に消耗しました…
メールで領収書が届く
その後、メールで領収書が届いていました。
「きっと登録済のクレジットカードから引き落とされたんだな…なんて理不尽なんだろうか。」と、とても悔しい思いをしていました。
しかし、口座を確認しても85リヤルが引き落とされた様子はありませんでした。
おそらくドライバーは受け取っていない料金を『受け取った』としてUber側に通知してくれたのだと思います。
そう。結果的に私は、無銭乗車をしてしまったのです…
その事実を知ってからは(あんなに観光に付き合ってもらったのに、申し訳ないことをしたな…頼んではいないけど)とか(せめてチップでも渡しておけばよかったな…)など、罪悪感を感じました。今でもモヤモヤしています。
詐欺に遭いかけたはずが後ろめたい気持ちになってしまいました。
こんなモヤっとした気持ちになるくらいだったら、お金で解決する方がよかったかもしれませんね。
最後に
今回はUberの使い方を一切把握しないまま使ってしまったことをとても後悔しています。
10分で到着するはずだったのに1時間40分経過していたことに疑問を感じなかった自分のアホさを呪いました。完全に自己責任です。無事だったのが不幸中の幸いです。
私は完全に理解していなかったがためにこんな事態に陥ってしまいましたが、本来であればUberは海外で使うには便利で最高のサービスです。
このような被害に合わないよう、皆さんは事前に使い方を確認しておきましょうね!
まだ目的地であるプラハにも到着していないのに、2回も詐欺被害にあってしまいました。今後が不安で仕方ありませんが、なんとか頑張ろうと思います…!
それでは皆さん、ばいばいきーん!