何もできない自分が大嫌いだった

 

私はこれまでの人生で何かを成し遂げたことがない。

 

海外にいたときに立てた「TOEIC800点以上を取る!」という目標も、中学校時代に憧れていた「キャビンアテンダントになる!」という夢も、半年前にフリーランスになったときに立てた「月収15万円以上稼げるようになる」という目標だって、何ひとつ達成したことがない。

 

何かを考える瞬間はやる気とモチベーションの満ち溢れているのだが、たいていのことは1日経つと忘れてしまう。

目標を立てるところまでがピークで、そのあとは100%の確率でモチベーションが停滞していくのだ。

 

「こんなことやります!」と宣言するのだが、結局どうでもよくなってしまうので周りの友人たちからは「また口だけだよ」と言われ、信用を失っていく。

これは、この25年間どう頑張っても改善することはなかった。

病気なのかもしれないと悩んだこともあった。

 

 

勉強や試験だけではなく、楽しいこと(趣味や旅行)だって同じだった。

3ヶ月先の航空券を取るときはワクワクしているのだが、いざ出発するとなると面倒になってしまう。

そのときには行きたい国、やりたいことが変わっているからだ。

 

マーゲイト

 

やりたいことが毎日コロコロ変わってしまうので、数週間・数ヶ月先の予定が立てられない。

なので、数ヶ月・数年単位で目標を立てることができない。

 

周りの人には「また口だけだよ」

自分にとってはできないことが当たり前なのでどうすることもできないので。

 

そんな人間なので、仕事もプライベートもできるだけ予定は入れなくないし、さらに言えば「予定がある」という状況が嫌いだ。

そんなことを思っていても、やはり周りに合わせなければいけないので、私は必死だった。

けど、どう頑張ってもダメだった。

 

 

 

目標を立ててはどうでもよくなってしまい、「また達成できなかった」「またできなかった」とできない自分を攻め、「自分はなんてダメな人間なんだろうか」と自分に失望する。 目標ひとつ達成できない私は出来損ないだと思い込む。

そんなことの繰り返しだった。できない自分が許せなかった。

何かやりたいことがあっても「どうせ自分にはできっこない。」と思うようになり、自己肯定感はどんどん低くなっていった。

 

けど、今では自分を認めることもできるし、なるべく人に迷惑をかけないように行動することはできる。

自分のことが好きだ。

 

なぜ変わることができたのか?

旅に出たから

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変わったきかっけは、旅に出たこと。

10代の頃から色んな国に行き、自分の気分が赴くままに旅をしてきた。

 

日本での当たり前が当たり前じゃなくて、常識なんて何も通用しない。

言葉も違えばルールだって違う。その国に適応していかなければいけない。

色んな人がいた。電車で歌い出す人や物乞いをする少女、街を裸足で歩く人に日本人の私に永遠とチェコ語で話しかけてくるメンタルが強いオジさん。

旅を通じて、みんな違ってあたりまえだし、みんなと同じになる必要なんてないってことに気づいた。

みんなと同じじゃなくたっていいや。理解されなくてもいい。

もっと自分らしい生き方を探そうって思った。

 

それからは自分のいいところに目を向けられるようになった。

目標は立てられなければ慎重さも計画性もないけど、私にはどこにでも飛び込んでいける勇気と行動力がある。

これを個性だと思って受け入れることができるようになった。

少しずつ、人と違う自分を好きになることができた。

 

ストレングスファインダー

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もうひとつ、自分のことを好きになったきっかけは「ストレングスファインダー」という本に出会ってからだった。

ストレングスファインダーとは、いわゆる「自分の強み・弱みを知る」ための診断だ。

 

当時(おそらく今も) ブロガー界隈でとても流行っており、脅威本位で診断をしてみることにしたのだが、その結果ビックリするほど自分の強みと弱みが現れていた。

 

診断して明確になった自分の強み

 

特に、ここで言う「適応性」ではきっちりとスケジュールが組まれている仕事や、結果が予測できるような仕事は避けるべき。このような仕事はストレスとなり、自分が無力で抑圧された存在だと感じるようになる。と紹介されている。

「目標を立てることが苦手・追い詰められることがストレス」という素質を持っているようだ。

 

自分の長年の悩みが自分の強みとして反映されていることに驚いた。

しかし、これはネガティブなことではないか。これのどこが強みなのか?

 

即座に状況を把握し落ち着いて理知的にすばやく状況に対応する特長を持つということが強みらしい。

ようは「臨機応変」に動くことができるという意味だ。

たしかに自分はどこに行っても暮らしていけるし、なんとかなるだろうと思う。

 

短所と長所は紙一重で、自分の弱みも捉え方ひとつで強みになるということを知った。

 



同じように悩んでいる方には、一度ストレングスファインダーの診断を受けてみることをオススメします。

 

自分に合った生き方を知る

その他の強みからわかったことは、以下のとおりだ。

・自身の強みを伸ばすように注力する
・きっちりスケジュールが組まれている仕事を避ける
・1つだけ大きな目標を立て、それに沿って人生を選択していく
・1日の間に多くの人と交流できる仕事を選ぶ
・人を褒める / 友人や同僚が喜ぶような活動を企画する
・他人に貢献する
・ネガティブな感情には近づかない

 

これを知れたことで、自分のことを認められるようになった。

苦手なことではなく、強みの部分に注目できるようになった。

すごく生きやすくなった。

 

色んな素質を持っている人がいて、みんな違う人間なんだということを知ることができた。

過去の私のように、生きづらさに悩んでいる人は、騙されたと思ってぜひ一度試してみてほしい。

 

自分の強みを理解するだけで、今の何十倍も生きやすくなるんじゃないかな。

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